目をつむってごはんを食べていた
実家暮らしのときと一人暮らしのときを比べてみて、
何が違うかな?と思ったときになぜかふと思い出したのは
「夜ご飯の食べ方」。
実家だと家族と一緒に食べるから、
わいわい食べる。
でも一人暮らしだと、当たり前だけど一緒に食べる人はだれもいない。
だから、ある時期から「せっかくなら味わって食べよう」と思い始めた。
そこで、味わうために最初の一口は目をつむって食べる、ということをしてみた。
やってみるとわりと癖になって、けっこう目をつむって食べていた。
それが贅沢な楽しみだった。
味わって食べると、なんか時間がゆっくり流れているかんじがする。
味も、時間も噛みしめるかんじ。
変人かもしれないとは確かに思ったけど。
まあ別に誰に見られてるわけでもないしね。
一人暮らしだからね。